ウイルス性脳炎 日本脳炎
【ういるすせいのうえん にほんのうえん】
【標準治療】 病名 > 感染症内科
ウイルス性脳炎は、単純ヘルペス、エンテロウイルスおよびムンプスウイルスの直接的な侵襲による発症とインフルエンザ、麻疹(はしか)、風疹、水痘ウイルスのアレルギー性機転によって発症する場合があります(脳神経:脳炎・髄膜炎の項も参照)。
日本脳炎ウイルス(japanese encephalitis virus:JEV)が中枢神経に感染することにより発症します。発症率はJEV感染者300~3,000人に1人で不顕性感染が多くみられます。JEVに感染したコガタアカイエカに吸血されることで感染します。日本脳炎はアジア地帯に広く蔓延していますが、日本においては近年では数十人以下の発生に減少しています。潜伏期間は5~15日です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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