緑膿菌感染症(院内感染症等)
【りょくのうきんかんせんしょう(いんないかんせんしょうとう)】
【標準治療】 病名 > 感染症内科
緑膿菌はブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌(かんきん)の代表的菌種で、自然界に広く分布し、院内感染菌として重要な好気性菌です。一般に病原性は低く、多くの抗菌薬や消毒薬に抵抗力があるため免疫不全患者に感染しやすく、日和見感染(ひよりみかんせん)菌として重要です。保菌者や感染している患者さんから、介護者の手指、日用品、医療器具など、様々なルートで菌が伝播します。病室の花瓶の水や洗面台、キッチンなどの水まわりなどに生息し、感染源になる場合も指摘されています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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