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肺炎球菌感染症 肺炎球菌性肺炎
【はいえんきゅうきんかんせんしょう はいえんきゅうきんせいはいえん】

標準治療病名 > 感染症内科

 肺炎球菌(streptococcus pneumoniae)による感染症で、肺炎、まれに敗血症、心内膜炎および化膿性髄膜炎が問題です。肺炎球菌は、グラム陽性球菌で正常人の上気道に50~60%に見いだされます。莢膜(きょうまく)多糖体の化学構造によって、約80型に分類されます。

 上気道に存在する肺炎球菌が、分泌物とともに吸引され、肺胞腔で増殖すると、肺胞毛細血管の透過性が亢進(こうしん)し、タンパクに富む滲出(しんしゅつ)液と赤血球が肺胞腔内に充満します。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

感冒様症状  併診  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162