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伝染性単核球症
【でんせんせいたんかくきゅうしょう】

標準治療病名 > 血液内科

 発熱、咽頭炎などに伴い血液中に異常リンパ球が出現する疾患ですが、感染性を示すことから伝染性単核球症と呼ばれます。エプスタインバー(epstein-barr:EB)ウイルスの感染症であり、思春期に好発します。このウイルスは、通常、口や気道から感染し、アメリカでは大学でしばしば流行したことから「キス病」と呼ばれたこともありました。Bリンパ球がこのウイルスに感染すると活性化され、増殖をしますが、この感染したBリンパ球を除くために反応して増加したキラーTリンパ球こそが、末梢血に出現する異常リンパ球の本態です。乳児、小児では軽症、不顕性感染が多いとされています。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  子宮発育不全  小俣高宏  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162