伝染性単核球症
【でんせんせいたんかくきゅうしょう】
【標準治療】 病名 > 血液内科
発熱、咽頭炎などに伴い血液中に異常リンパ球が出現する疾患ですが、感染性を示すことから伝染性単核球症と呼ばれます。エプスタインバー(epstein-barr:EB)ウイルスの感染症であり、思春期に好発します。このウイルスは、通常、口や気道から感染し、アメリカでは大学でしばしば流行したことから「キス病」と呼ばれたこともありました。Bリンパ球がこのウイルスに感染すると活性化され、増殖をしますが、この感染したBリンパ球を除くために反応して増加したキラーTリンパ球こそが、末梢血に出現する異常リンパ球の本態です。乳児、小児では軽症、不顕性感染が多いとされています。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
|
約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
|
出版社:
標準治療[link] |