甲状腺機能低下症・慢性甲状腺炎/橋本病
【こうじょうせんきのうていかしょう・まんせいこうじょうせんえん/は】
【標準治療】 病名 > 内分泌・代謝内科
慢性甲状腺炎と橋本病は同意義に使われ、バセドウ病とともに代表的な甲状腺疾患です。頻度は高く、血中自己抗体のデータからは一般成人の10~25%の女性に橋本病の素質があると考えられます。しかし、甲状腺機能が低下したり甲状腺が腫大(しゅだい)したりして臨床的に問題になるのはその数分の1で、女性に多くみられます。しばしば家系的発生がみられ遺伝的素因が考えられます。バセドウ病と同様に病因として自己免疫疾患(自分の体の組織成分に対して抗体がつくられることによって起きる疾患)と考えられています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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