脂質異常症(高脂血症)
【ししついじょうしょう(こうしけっしょう)】
【標準治療】 病名 > 内分泌・代謝内科
家族性脂質異常症はLDL受容体の遺伝的欠損などにより起こります。アキレス腱肥厚(ひこう)、眼瞼(がんけん)黄色腫(おうしょくしゅ)、角膜輪(かくまくりん)を認めることが多く、とくにアキレス腱肥厚は特徴的です。若年時から総コレステロールが高値を示し、男性では30歳代から、女性では50歳代から心筋梗塞による死亡がみられることもあります。
それに対し二次性脂質異常症では、ほとんどの場合自覚症状を認めません。しかし、糖尿病や肥満と合併することで動脈硬化のリスクは飛躍的に高まるため、無症状でも注意が必要です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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