精巣腫瘍
【せいそうしゅよう】
【標準治療】 病名 > 腎・尿路・泌尿器
精巣腫瘍は比較的まれな腫瘍ですが、青壮年層に好発する点と、たとえ転移のある進行ガンでも根治が期待できる点で注目されているガンです。その90~95%は胚細胞性腫瘍といって、子孫を残すための細胞(精子の元になる細胞)から発生するガンです。精巣腫瘍は抗ガン剤療法が極めて有効なガンとして有名で、とくにシスプラチンを中心とした多剤併用化学療法の開発により、たとえ転移している進行ガンでも根治が期待できます。組織学的にはセミノーマと非セミノーマに大別されます。非セミノーマの中でもとくに絨毛(じゅうもう)ガン成分を含むものの予後は不良です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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