大腸ガン/結腸ガン・直腸ガン
【だいちょうがん/けっちょうがん・ちょくちょうがん】
【標準治療】 病名 > 消化器
良性のポリープが大きくなりガン化する場合と、はじめからガンの状態で現れる場合があるようです。大腸は、右下腹部の盲腸からはじまり上行(じょうこう)結腸・横行(おうこう)結腸・下行(かこう)結腸・S状(えすじょう)結腸・直腸までをいいます。直腸を除く大腸を結腸といいます(図:大腸)。
発生しやすい部位としてはS状結腸や直腸が多いようです。全大腸ガンの70%強を占めています。盲腸や上行結腸・横行結腸の右半分(右半結腸)のガンは症状が現れにくく、進行した状態で診断されることがあります。それは、腸内容物がその部位ではまだ液状なので通過障害などが起こりにくいからなのです。それに比べ下行結腸・S状結腸や直腸は比較的症状がでやすいのです。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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