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血栓性静脈炎(表在性血栓性静脈炎)
【けっせんせいじょうみゃくえん(ひょうざいせいけっせんせいじょうみ】

標準治療病名 > 心臓・血管

 全身の静脈は表在静脈と深部静脈に分類されます。血栓性静脈炎という場合、ほとんどは表在静脈の静脈炎を意味し、本項でも表在静脈の血栓性静脈炎について解説します。深部静脈の血栓症については「肺塞栓症・肺血栓塞栓症」をご覧下さい。
 本疾患は表在静脈に血栓を伴った炎症が発症し、炎症局所を中心に腫脹(しゅちょう)、疼痛(とうつう)、硬結(こうけつ)などを認めるものです。原因は、[1]外傷(打撲、圧迫など)・静脈損傷(静脈穿刺〈せんし〉、カテーテル留置)、[2]薬剤注入(高張液、抗生剤、抗ガン剤)、[3](下肢)静脈瘤(静脈うっ滞)、[4]モンドール病、[5]背景疾患を持つもの(閉塞性血栓血管炎=バージャー病、ベーチェット病、凝固線溶系異常、血小板増多症、悪性腫瘍〈トルーソー症候群〉)など多岐にわたります。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162