心筋炎
【しんきんえん】
【標準治療】 病名 > 心臓・血管
心筋に何らかの原因により炎症が起こり、心不全などを引き起こす病気が心筋炎です。炎症を起こす原因としては、ウイルス、細菌、真菌、寄生虫などによる感染、放射線、薬物、毒物などによる中毒性、膠原(こうげん)病などの全身疾患に合併するものなど様々のものがありますが、最も多い原因はウイルス感染によるものです。なかでもコクサッキーウイルスによる場合が多く、心筋炎を発症する1~2週間前に先行するウイルス感染による上気道感染症状あるいは消化器症状を認めます。ウイルス感染に罹患した場合、どのくらいの頻度で心筋炎を発症するかについてはよくわかっていません。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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