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高血圧症
【こうけつあつしょう】

標準治療病名 > 心臓・血管

 高血圧は静かにゆっくりと忍び寄り、そしてある日突然に心臓病や脳卒中を引き起こし死に至らしめる――高血圧には自覚症状がありません。高血圧は「沈黙の殺人者」なのです。
 動脈硬化が進み血管がさらに硬くなると、心臓はその抵抗に打ち勝って血液を送り出さねばなりません。そのために血液を送り出す圧力を上げることになります。つまり血圧が高くなる。そうするとさらに動脈硬化が進む。このような悪循環に陥ると血液を送り出している心臓、そして脳や腎臓などのその他の臓器にも負担がかかってきます。
 高血圧はその95%以上が原因不明で、これを「本態性高血圧」と呼びます。多くは遺伝的な素因と塩分や脂質の過剰摂取、運動不足、肥満、ストレス、喫煙、アルコールなどの生活習慣の不摂生などが関与しています。一方、検査により明らかな原因が見つかる高血圧もあります。腎臓病や内分泌(ホルモン)の病気などが関係する高血圧です。これらは「2次性高血圧」と呼ばれ、本態性高血圧とは異なり手術などの治療により治癒させることもできる高血圧です。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162