三叉神経痛
【さんさしんけいつう】
【標準治療】 病名 > 脳神経
顔面の痛みの最も代表的な疾患です。歯の痛みと間違えられて、健康な歯を抜歯されることもありますので注意が必要です。三叉神経は、顔面の感覚を脳に伝える第5番目の脳神経で眼神経、上顎神経、下顎神経と3本の枝に分かれています。この3本のうちどれか1本の神経に激烈な神経痛が発生する疾患です。年間の発症率は10万人に対して4.3人で、男性よりやや女性に多い(2:3)といわれています。中年以降に発症することが多く、初発年齢の平均は56歳ぐらいです。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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