ギラン・バレー症候群
【ぎらん・ばれーしょうこうぐん】
【標準治療】 病名 > 脳神経
末梢神経系に炎症が生じ、主に髄鞘(ずいしょう)が破壊される病気です。髄鞘が破壊されることを脱髄(だつずい)と呼びます。多発性硬化症は中枢神経系の脱髄疾患ですが、ギラン・バレー症候群(GBS)は末梢神経系の脱髄疾患の代表的存在です。炎症が極めて強い場合、軸索が障害されることもありますが、一般的には軸索(じくさく)は保たれ神経症状の回復は良好です。年間の発病率は10万人に1人前後ではないかと推測されています。あらゆる年代で発症しますが、最も多いのは50~74歳であったとの報告があります。女性のほうが男性よりやや多いといわれています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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