下垂体腫瘍
【かすいたいしゅよう】
【標準治療】 病名 > 脳神経
下垂体は首から上の頭部のほぼ中心に位置し、その大きさはおよそ女性の小指の先位に相当します。脳とはマッチ棒程度の細い下垂体茎でつながっており、脳からいかにもぶらさがっているような観があるため、「下垂体」あるいは「脳下垂体」と呼ばれています。
下垂体は大きな前葉と小さな後葉の2つのパーツに分かれており、前者からは少なくとも6種類の、また後者からは2種類のホルモンが分泌されています。下垂体腫瘍はその大半が前葉から発生する腺腫という良性腫瘍です。原発性脳腫瘍の約2割を占め、人口10万人につき年間約2例くらいの発生率とされています。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
|
約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
|
出版社:
標準治療[link] |