脳出血
【のうしゅっけつ】
【標準治療】 病名 > 脳神経
1951年より80年まで、わが国の死因の第1位は脳血管疾患でした。しかしその後は徐々に減少しており、現在では悪性新生物、心疾患に次いで第3位にまで後退しています。とくに脳出血の減少が著しく、1974年を境にして脳梗塞のほうが脳出血より死亡率が高くなっています。脳出血の減少は、食生活などの生活習慣が変わり、高血圧の治療が広く行われるようになったためと考えられます。しかし減少したとはいえ、世界的にみればなお最も高い死亡率を示しており、まだまだ改善の余地があると思われます。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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