「静か」に関する慣用句・成語
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【日本語使いさばき辞典】 >
[嵐(あらし)の前(まえ)の静(しず)けさ]変わったことが起こる前の、不気味な静けさのたとえ。
[虚静恬淡(きょせいてんたん)]心静かにわだかまりをもたず、さっぱりしているさま。《類》「無欲恬淡(むよくてんたん)」「雲烟過眼(うんえんかがん)」
[四海波静(しかいなみしず)か]世の中が穏やかなさま。
[深山幽谷(しんざんゆうこく)](⇒「景色(けしき)」201ページ)
[静中(せいちゅう)の静(せい)は真(しん)の静(せい)にあらず]静かな中にある静は本当の静ではなく、動きの中にある静こそが本当の静であるの意で、落ち着かない中で、平静さを維持すべきであるということ。出典は『菜根譚(さいこんたん)』。
[鳴(な)りを静(しず)める]物音や声をたてずに静かにする。しばらく活動を停止することにも使う。《類》「鳴(な)りを潜(ひそ)める」
[水(みず)を打(う)ったよう]誰も口をきかず、一斉に静まり返ったようす。
[明鏡止水(めいきょうしすい)]一点の曇りもない鏡と静かな水の意から、静かに澄んだ心境をいう。出典は『荘子(そうじ)』。
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