「書く」に関する故事・成語・ことわざ
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【日本語使いさばき辞典】 >
[言文一致(げんぶんいっち)](⇒「文章(ぶんしょう)」465ページ)
[弘法(こうぼう)にも筆(ふで)の誤(あやま)り]三筆の一人である弘法大師のような書道の名人でも書き損じることがある。どんなにその道の名人でも時には失敗することがあるということのたとえ。《類》「猿(さる)も木(き)から落(お)ちる」「河童(かっぱ)の川流(かわなが)れ」
[弘法筆(こうぼうふで)を択(えら)ばず]書の名人はどんな筆でも上手に字を書く。その道の権威は道具や材料などは問題にしないということのたとえ。《類》「能書筆(のうしょふで)を択(えら)ばず」
[書(しょ)は言(げん)を尽(つ)くさず言(げん)は書(しょ)を尽(つ)くさず]文字に書かれたものは言いたいことを十分に述べ尽くしていない。また、言葉は心に思ったことを十分に言い尽くすことはできないということ。
[筆(ふで)の海(うみ)]書いた詩文の多いことをたとえていう。《類》「筆(ふで)の林(はやし)」
[文(ふみ)はやりたし書(か)く手(て)は持(も)たず]恋文をやりたいが字が書けない。さりとて、人に依頼できない。気をもむこと。
[文(ぶん)は人(ひと)なり](⇒「文章(ぶんしょう)」465ページ)
[墨痕淋漓(ぼっこんりんり)]筆のあとが水のしたたるようであるということから、筆勢の盛んなことをいう。
[魯魚(ろぎょ)の誤(あやま)り]魯の字と魚の字とは似ていて書き誤りやすいことから、文字の書き間違いのことをいう。
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