切る
【き(る)】
【同じ読みで意味の違う言葉の辞典】 か行 > き
①刃物などで対象物を二つ以上に分け離す。
[基本例]「包丁で大根を切る。」「ナイフで綱を切る。」「[鋏(はさみ)]で爪を切る。」
②[体(からだ)]を傷つける。
[基本例]「ガラスで指を切る。」「[笹(ささ)]で[☆頬☆(ほお)]を切る。」
③つながりを断つ。区切りをつける。
[基本例]「親子の縁を切る。」「悪友と手を切る。」「スイッチを切る。」「電話を切る。」
④限度を定める。
[基本例]「応募期限を切る。」「合格者を五十名で切る。」「時間を切って面談する。」
⑤数値が一定のところに達しない。下回る。
[基本例]「十万円を切る。」「定員を切る。」「原価を切る。」
[類語]割る。
⑥勢いのある、きわだつ行動をする。
[基本例]「肩で風を切る。」「[啖(たん)呵(か)]を切る。」「[見(み)栄(え)]を切る。」「先頭を切って走る。」
⑦中止する。やめさせる。
[基本例]「思い切る。」「首を切る。」
⑧ある動作を始めたり、したりする。
[基本例]「口を切る。」「水を切る。」「トランプを切る。」「ハンドルを切る。」「スタートを切る。」「熱戦の[火(ひ)蓋(ぶた)]を切る。」
⑨すべてを終える。済ます。
[基本例]「長編小説を読み切る。」「ローンを返済し切る。」「全商品を売り切る。」
⑩すっかり…する。
[基本例]「わかり切った事。」「難題に弱り切る。」「金策に困り切る。」[同音]切る・伐る・剪る・斬る・截る・きる
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【この辞典の書籍版説明】
「同じ読みで意味が違う言葉の辞典」現代言語研究会 |
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使い分けがよくわかる、同音同訓異義語辞典の決定版! |
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