抜山蓋世
【ばつざんがいせい】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 漢籍精通の博聞強記
「力、山を抜き、気、世を蓋う」という。きわめて意気高く、自信に満ちているさま。項羽は垓下で漢軍に包囲され”四面楚歌”となった。「もはやこれまで」と、訣別の宴をはった項羽が、愛人虞美人と最後の別れを惜しんだときに歌った詩の一節が、これ。「わたしの力は、山を引き抜くことができる。わたしの意気は、世をおおい尽すほどだ。が、戦いすでに不利。おまえをどうすることもできないのが残念だ」
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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