三千世界
【さんぜんせかい】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 仏教伝来と輪廻生死
仏法にいう宇宙観。須弥山の周囲に七山八海があり、その外を大鉄囲山が囲んでいるのを一小世界という。これを千積んで一小千世界。小千世界を千集めて一中千世界。中千世界を千積んで一大千世界、それが三千で三千大千世界という。広漠たる一切の世界の意。高杉晋作は、「三千世界の烏をころし、主と添い寝がしてみたい」と、しゃれた歌をつくっているが、このように目前の現世と解釈してもいい。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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