伴食宰相
【ばんしょくさいしょう】
【四字熟語の辞典】 四字熟語 > 政治家好みの大言壮語
実力、才能ともに不足している大臣。無能な大臣のこと。現代では伴食大臣と呼ぶ。能力や専門知識、経験をあまり考慮せず、ただ派閥の順送りで大臣が任命されるので、戦後はこれが量産され、ふえる一方。伴食は、正客のお相伴でごちそうになること。唐の玄宗皇帝のとき、ある宰相は、身は清廉であったが、政務の才がなく、もっぱら官僚の力に頼っていた。当時の人々は、彼のことを、食膳を賜わって会食するだけの大臣とあざけった。
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【この辞典の書籍版説明】
「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎 |
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日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。 |
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