イナバウアー
【いなばうあー】
【フィギュアスケート用語事典】 スケート技術 > スケーティング
トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香選手が得意とする技。2006年の流行語大賞に選ばれている。両足を180度開き、途中で蹴ることなく同じ姿勢のままで横向きに滑る。フォアの足は膝を曲げて前に出し、バックの足は膝を伸ばして後ろに出す。荒川選手は更に上半身を後ろに大きくそらすことによって、美しさと独創性をこの技にもたらした。その結果これまで余り注目されることが無かったこの技が、脚光を浴びる様になると共に社会現象にまでなった。名前の由来は1957年に初めてこの技を行ったイナバウアーによる。プログラムの要素としては、技と技をつなぐトランジションと分類され、直接的に技術得点につながるわけではない。
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【この辞典の書籍版説明】
「フィギュアスケート用語事典」監修:伊藤みどり氏 |
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伊藤みどり氏監修。技や基本的なルールやジャンプなどの用語解説をはじめ、名称の由来やジャンプの見分け方まで説明しています。 |
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