慢性疲労症候群(CFS)
【まんせいひろうしょうこうぐん】
【時事用語のABC】 医療・健康 > 病名・症状
激しい疲労や睡眠障害、だるさ、脱力感などが長期間続く原因究明の病気。
十分な休養を取っても改善されず、日本では1000人に3人の割合で発症するとされ、国内の患者数は約30万人に上るとの推計もある。症状があっても血液検査などで異常が数値として表れないため、症状を客観的に表示できず、職場や学校などで症状を訴えても周囲から「怠けたいだけだろう」とみられることが多く日常生活をする上での障害になるだけでなく、社会生活をするにも困難が伴う。
難病医療法による医療費助成の対象外とされていることもあって、患者からだけでなく、原因究明と治療法確立を求める社会的要請が高まっている。
大阪市立大と理化学研究所などは2016年11月、患者の血液中に「目印」となる特徴を見つけたと発表。これまでは診断が難しかった慢性疲労症候群を血液検査で判断しやすくなる可能性が出てきたとして注目を集めている。(A,2016/10)
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