JAL DOCTOR登録制度
【じゃるどくたーとうろくせいど】
【時事用語のABC】 社会 > 行政・仕組み
2016年2月より開始した日本医師会(公益社団法人日本医師会)とJAL(日本航空株式会社)が実施する新たな取り組み。
日本医師会発行の「医師資格証」を持つJALマイレージバンク会員が、事前にJAL DOCTORとして登録をしておくことで、客室乗務員が医師の座席を把握。機内での急病人発生時などいち早く応急処置が必要な際に、ドクターコールを実施することなく、直接声掛けをすることで迅速な対応が可能となる。
JALではこれまでにも、「ドクターコールに応じた医療従事者の賠償責任を担保する保険への加入」「飛行中の航空機からいつでも地上にいる専門医に助言を受けられるネットワークの構築」「パルスオキシメーターなど種々の医療器具の搭載」等、航空機内救急医療支援体制を整えてきており、今後も機内の医療品質の向上につとめるとしている。
なお、JAL DOCTORの登録は任意であり、JAL側では登録した医師に上級マイレージ会員向けの空港ラウンジ入室など、インセンティブを設けている。
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