なまはげ
【なまはげ】
【時事用語のABC】 生活 > 地域
「泣く子はいねが」「悪い子はいねがー」「怠け者はいねがー」「親の言うこど聞がね子はいねがー」「ここの家の嫁は早起きするがー」などと言いながら、鬼の格好をした青年達が集落の家々を巡るという、秋田県男鹿の伝統行事。本来は旧正月 15 日に行われていたものが、現在は大晦日に行われるようになっている。地域の民俗行事としては全国的に有名で、行事再現イベントも年中開催されている。もともとなまはげは、鬼に子どもを恐がらせて「言うことをきかないとなまはげが来るよ」と脅すことで親のしつけに利用するものという側面があり、全国の親が、自分の子になまはげ体験をさせるべく子連れで男鹿に訪れる光景が見られる。その他、昭和 53 年には「男鹿のナマハゲ」として国の重要無形民俗文化財に指定されたり、2000 年代以降のご当地ヒーローブームの端緒となった『超神ネイガー』もなまはげのセリフ(「~はいねがー」)から命名されているなど、秋田県の重要な観光資源としての地位を確立している。
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