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世界エイズデー
【せかいえいずでー】

時事用語のABC医療・健康 > 技術・仕組み

WHO(世界保健機関)により、1988 年から始まったエイズ関する啓発活動のこと。現在は UNAIDS(国連合同エイズ計画)が継承している。エイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図るのが目的。毎年 12/1 が世界エイズ「デー」ではあるが、12/1 を中心とした前後の日でも差支えないとされており、日本各地の自治体保健所などが行うキャンペーンイベントには、早ければ 10 月、および遅いものでは翌年の 1 月に開催されるものもある。

日本での実施主体は厚労省と公益財団法人エイズ予防財団。2013 年のテーマは「恋愛の数だけ HIV を語ろう」。厚労省主催の音楽コンサートなども啓発の一環として行われるが(東京、大阪)、札幌や名古屋などでも有志が独自に開催している。

世界エイズデーでは、活動の象徴としてレッドリボン(赤いリボン)が身につけられることがある。これはエイズ苦しむ人々への理解と支援の意思を示すシンボルとして 1980 年代末から世界的に広まったもので、レッドリボン運動自体は世界エイズデーの時期に合わせて開催されるものではない。


時事用語のABC
「時事用語のABC」
JLogosID : 14820744


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「時事用語のABC」時事用語ABC編集部

今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。

出版社: 時事用語のABC[link]
編集: 時事用語ABC編集部
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