補正予算
【ほせい・よさん】
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予算の内容を変更するために組まれる修正のこと
景気対策として公共事業を追加したり減税を実施したりするなど、当初の予算(本予算)を補正するときに補正予算が組まれる。財政法第29条に基づく。
補正予算は本予算と同様の手続きで内閣が作成し、国会に提出して審議を受け、本会議における議決を経ることで成立する。補正予算からさらに変更することには制限がなく、その場合は、第2次補正予算、第3次補正予算(1998年度に例がある)、…と呼ばれる。秋の臨時国会で、毎年通例的に補正予算が組まれている。
麻生太郎首相は、16日に発表される2008年10~12月期実質国内総生産(GDP)の速報値を受けて、景気対策のための補正予算の検討を与党に指示する見通しだ。民主党の小沢一郎代表は、政府・与党の動きに対し、まだ成立していない2009年度予算を前に補正予算の議論が出ることについて厳しく批判している。
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