金利変動準備金
【きんりへんどうじゅんびきん】
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金利変動に備えて積み立てておく財政投融資の準備金
政府系機関や自治体向け貸し出しの原資となる財政投融資特別会計において、金利変動に伴う損失のリスクに備えるために積み立てている準備金のこと。
2008年度に金利変動準備金の上限について、財政投融資特別会計の資産残高の10%から5%に引き下げた結果、その超過分の9.8兆円を国債整理基金特別会計に繰り入れ、国債残高を圧縮した。現在、金利変動準備金には約10兆円の残高がある。
財務省は、2010年度までにすべての金利変動準備金を取り崩し、経済・雇用対策や基礎年金の国庫負担引き上げの財源として活用する検討を始めた。
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