物価連動国債
【ぶっか・れんどう・こくさい】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > アーカイブ
物価に連動して元本が増減する国の債券のこと
物価連動国債は、生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)に連動して元本が増減する。したがって、物価の上昇時には元本が増加し、それに利子を加えた金額が受け取り時に償還される。逆に、物価の下落時には、投資元本を下回ることがある。
2004年に財務省が「物価連動国債の取扱いに関する省令」によって物価連動国債の発行を認めた。日本国内の物価連動国債の市場は約7兆円の規模で、主に国や地方自治体の公的部門や金融機関などの間で取引されている。
厚生労働省の委託を受けて公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人は、将来の物価上昇に備えて、物価連動国債での運用について検討している。
・公的年金、物価連動国債で運用・インフレに備え(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080413AT3S0402412042008.html
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「時事用語のABC」時事用語ABC編集部 |
|
今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。 |
|
出版社:
時事用語のABC[link] |