古紙配合率
【こしはいごうりつ】
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再生紙の製造における古紙の配合割合のこと
紙の原料となる木材チップ(パルプ)に、家庭や企業からリサイクルとして出される古紙を混ぜ込んで再生紙を製造する。環境問題の高まりを受けて、段ボールやトイレットペーパー、コピー用紙などに再生紙が普及している。
現在、古紙配合率に関する明確な定義はなく、古紙配合率が1%でも100%でも再生紙と呼ばれる。古紙配合率が100%の再生紙は「R100」の表示ができるが、登録や検査は必要なく、誰でも使用が可能となっている。
一方、2008年の再生紙年賀はがきで、実際には古紙配合率40%の基準を満たしていないことが発覚して以来、製紙会社が再生紙の古紙配合率を偽装していた事実が次々と明らかになった。
日本製紙連合会は25日、再生紙の古紙配合率を検査するための第三者機関を設置すると発表した。日本製紙連合会に加盟する会員企業24社のうち、17社で古紙配合率の偽装があったという。
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