行政監察
【ぎょうせい・かんさつ】
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行政機関の業務内容をチェックすること
行政の適正かつ効率的な運用を確保するために、行政機関を対象に実施する監察のこと。旧行政管理庁・旧総務庁行政監督局が実施していたが、現在は総務省行政評価局が行政評価・監視を実施している。
1948年に設置された行政管理庁は、1984年までの間、行政監察の機能を担っていた。1984年に行政管理庁と総理府の一部の機能が合体した総務庁が発足し、行政監察の機能を引き継いだ。2001年の中央省庁再編において、総務省行政評価局に移管された。
行政監察の結果、行政機関における業務の実施内容に問題点が見つかれば、改善勧告を行う。ただ、行政機関が身内の行政機関を監察することになるため、チェックが甘くなりがちという問題点を抱えている。
1958年度の行政監察において、年金記録のずさんな管理が指摘されていたことが分かった。宙に浮いた5000万件の年金記録は、年金支給の申請時になって個別に年金記録を照合して対応すればよいと判断した政府の姿勢が生み出したという見方ができる。
・年金ミス、総務省が50年放置 行政監察で問題視(朝日新聞)
(PC)http://www.asahi.com/politics/update/0720/TKY200707200572.html
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