電子債権
【でんし・さいけん】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > アーカイブ
手形や売掛債権を電子化したもの
企業間で取引される手形に代わるものとして、電子債権がインターネットなどで取引できる。電子登録債権法案(仮称)として、2007年の通常国会で審議される予定となっている。
電子債権の発行や譲渡などの取引はインターネットを通じて行い、資金化などの基盤を構築する。すでに成立している「株券の電子化に関する法律」で2009年6月までに上場企業の株式が電子化されるため、金融取引でペーパーレス化がいっそう進むものと見られる。
紙媒体の手形は、作成や保管に費用(コスト)が発生し、紛失や盗難のリスクを抱えている。電子債権によるペーパーレス化によって、このような問題点を解消するとともに、金融商品のひとつとして投資家の間で売買を認めるなど取引の流動性を確保する新しい制度となる。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「時事用語のABC」時事用語ABC編集部 |
|
今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。 |
|
出版社:
時事用語のABC[link] |