高速電力線通信
【こうそく・でんりょくせん・つうしん】
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電力線に信号を乗せて情報をやり取りする通信方式
家庭用の電気コンセントに専用アダプターを接続するだけで、最大55メガbpsのデータ通信によってインターネットに接続できる。PLCともいう。
すでに設置されている電気配線を利用できることから、家庭内LANやオフィス内LANの構築には手間がかからない。そして、近い将来、多くの家電製品がインターネットに接続されるようになると、情報家電のLANとして利用されることが期待されている。
一方、もともと電力線は周波数の高い信号を送るような設計ではなかったため、漏れ出した電磁波がアマチュア無線に影響を与えるのではないかと心配されている。また、医療機器への影響が完全に否定できないとして、厚生労働省は医療機関に向けて注意を呼びかけている。
総務省は、10月に高速電力線通信の屋内利用を解禁した。拘束電力線通信の専用アダプターの販売が始まっている。
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