厚生年金
【こうせいねんきん】
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民間企業の従業員が加入する公的年金制度
民間企業の従業員に対し、老齢・障害・遺族年金などを給付する政府管掌の社会保険のこと。厚生年金保険法に基づき、実施されている。
厚生年金の加入者は、同時に第2号被保険者として国民年金に加入する。日本の年金制度は、すべての国民が加入する基礎年金の上に、民間のサラリーマンの場合には報酬に応じて厚生年金を受け取るしくみとなっている。
老齢年金の支給は原則として65歳から始まり、標準的な年金世帯の給付水準は、現役世代の平均的収入の50%を上回る程度に設定されている。
厚生年金の保険料は、給与とボーナスの総報酬によって計算され、会社と従業員で半分ずつ負担する。現在、総報酬に対する保険料率は13.934%だが、2005年10月から14.288%に引き上げられる。保険料率は2017年まで毎年0.354%ずつ引き上げられ、18.30%で固定する。
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