議員年金
【ぎいんねんきん】
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加入者が国会議員だけで構成される年金制度
国会議員に限って加入できる年金制度のこと。国会議員互助年金法に基づき、制度化されている。一方で、公的年金よりも優遇されているとの批判がある。
国会議員として10年間在職することが議員年金を受け取ることのできる要件とされている。この受給資格を満たせば、引退後に少なくとも年額 412万円(10年在職の場合)の議員年金を受け取ることができる。
議員年金制度を支えるために使われる国の負担割合は73%で、国民年金や厚生年金などの公的年金制度に比べて国庫負担率が非常に高い水準にある。現在3分の1の水準にある公的年金の国庫負担率は、将来は2分の1の水準に引き上げられるに過ぎない。
衆議院・参議院の両院議長の諮問機関「国会議員の互助年金等に関する調査会」は20日、議員年金の国庫負担率を50%程度に引き下げるなど、新しい制度の導入を求める答申を提出した。
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