文化勲章
【ぶんかくんしょう】
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文化の発展に顕著な功績を残した人に授与される勲章
学術や芸術などの分野で、日本の文化の発展に関して飛び抜けた功績を残した人物に贈られる。文化勲章の授与は、1937年に制定された文化勲章令に基づく。
文化勲章の受章者に関する選考は、文化審議会・文化功労者選考分科会の意見を聴いて文部科学大臣が内閣府賞勲局に推薦し、必要な審査を経た上で、閣議で決定する。毎年11月3日の文化の日に文化勲章の親授式が開かれ、皇居で天皇陛下から親授される。
勲章のデザインは、京都御所紫辰殿の「右近の橘」に由来するらしい。橘の5弁の花の中央に3つ巴の勾玉を配置し、鈕には橘の実と葉をかたどったものが使われている。
文化勲章の受章者は文化功労者の中から選ばれるのが一般的だが、ノーベル賞の受賞などが先行すると文化功労者でなくても授与できる。この場合でも、文化功労者と同様に、終身年金が受けられる。
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