公認会計士
【こうにんかいけいし】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > 経済
企業会計の監査を業務とする有資格者
1948年に制定された公認会計士法に基づき、それまでの計理士に代わって登場した。貸借対照表(バランスシート)、損益計算書などの財務諸表の監査を業務とする。単に会計士ともいう。
5人以上の公認会計士が集まれば、監査法人という特別な組織を設立することもできる。公認会計士または監査法人は、企業会計について、独立した公平な第三者の立場で監査し、不正や不適切な点がないかチェックする。
特に、公認会計士が監査した財務諸表には、社会的信用が与えられる。そのため、株主などの投資家や債権者が企業の財務内容や営業成績に関する判断をするときに役立てられるのだ。
不正な粉飾決算から破たんを招いたアメリカでのエンロン事件のように、会計監査の機能不全がもたらす影響は大きい。そこで、公認会計士の監査対象企業からの独立性を高め、企業会計の不正を見抜くチェック体制の構築が求められている。
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