東ティモール
【ひがしてぃもーる】
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インドネシアから独立して誕生した新しい国家
国家として独立を宣言した東ティモールは、インドネシアの東側に位置するティモール島の東半分を領土としている。国土面積は、だいたい長野県と同じくらい。
東ティモールのあった地域は、1769年以来の長い間、ポルトガルに統治されていた。1974年、ポルトガルが東ティモールの主権を放棄すると、内戦に勝利した独立派によって独立が宣言されたが、1976年にはインドネシアが軍事介入し、インドネシアの27番目の州として併合された。
東ティモールの独立自治を求める運動が高まる中で、スハルト政権の崩壊を受けて誕生したハビビ大統領は、1999年に東ティモールの独立を容認した。しかし、独立反対派による激しい抵抗で治安は悪く、オーストラリア軍を中心とする東ティモール国際軍 (INTERFET) が治安維持にあたり、国連暫定統治機構 (UNTAET) が暫定統治にあたっていた。
20日に独立を宣言した東ティモールは、グスマオ氏を大統領に置き、独立国家としてスタートを切った。国連平和維持活動 (PKO) に自衛隊を派遣して独立を支援してきた日本とも国交を樹立し、さっそく、首都ディリに日本の大使館を開設した。
△東チモールに関する情報(外務省)
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