満寿家
【ますや】
【東京五つ星の鰻と天麩羅】 郊外の鰻の名店厳選6軒 > 埼玉県
江戸時代末期、近隣の沼や川でとれるうなぎの料理が評判を呼び、今でもそんな伝統の味を継いでいる店が多い浦和。JR浦和駅近く、旧中山道に面して建つ明治21年(1888)創業の満寿家もその一軒だ。店の向かって右側に食堂、左側奥には9室の離れ風の座敷がある。
九州産を中心に、利根川の天然うなぎに近づけるように育てられたブランドうなぎの坂東太郎、5月~10月には天然ものを、昔ながらに備長炭で焼く。鰻重なら坂東太郎がおすすめだ。焼き色のいい蒲焼と、ご飯にもたっぷりかかったやや甘めのたれが、親子何代にもわたって訪れる常連客に親しまれている。
ここ数年ほどは、名古屋名物を満寿家風にアレンジしたひつまぶしが、すっかり人気を集めている。ご飯に混ぜ込むため蒸さずに焼いたうなぎの歯ごたえと、3通りの食べ方を楽しめるのがいい。鰻あらいや鰻天麩羅ほかひと工夫加えた一品料理、またコース料理もそろう。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選 |
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鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。 |
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出版社:
東京五つ星の鰻と天麩羅[link] |