てん婦羅 天寿ゞ
【てんぷら てんすず】
【東京五つ星の鰻と天麩羅】 天麩羅の名店厳選52軒 > 台東区
中央通りに面して建つ鈴本演芸場の裏手にある。「おいしい料理を出すのは店としてあたり前のことです。お客さまが店に入り帰るまでが、おいしいのうちですよ。ですから、日頃から居心地のよい時間を過ごしてもらえるように心がけています」と、真剣なまなざしで語るのは3代目の鈴木康夫さん。
康夫さんは築地の料亭「やま祢」などで6年余り日本料理を学び、店に戻ってから天ぷらの修業に励んだという。今、天ぷらはほとんど彼が揚げている。天ぷら以外の料理を作る料理長の鈴木惣一郎さんは、神田明神下にあった料亭「花家」で修業を重ねた腕の立つ料理人。惣一郎さんの料理を目当てに訪れる客も多いそうだ。
創業は昭和3年(1928)。長谷川伸、山本荘八、村上元三ら多くの文人に愛され、店内に飾られている暖簾に彼らのサインが残されている。天ぷらは胡麻油主体で揚げる江戸前。昼は天丼、夜は揚げたてが味わえるおまかせコースが人気がある。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選 |
|
鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。 |
|
出版社:
東京五つ星の鰻と天麩羅[link] |