ボイコット
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 社会 > 社会
ボイコットとは、争議手段として、組織や集団が特定の商品を買ったり、取引したりせず、相手を妨害する行為のことである。また、組織に参加することを拒絶したり、特定の人を排斥したりする行為でもある。
この言葉の由来は、ある人物の名前である。イギリスの土地差配人であったボイコット大尉がその人である。一八八〇年、小作人たちは土地の所有権回復と小作料の引き下げをボイコット大尉に要求した。そして、それが拒否されたときに、大尉とのつきあいを一切断つという行動にでた。小作人たちだけでなく、取引業者や近所の人までが彼を無視しつづけたのである。
ボイコットに用いた争議方法だから、その行為をボイコットと呼ぶようになった。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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