バドミントン
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 趣味 > スポーツ
プロスポーツといえば、誰でもすぐに野球やサッカーを思い描く。それらに比べるとバドミントンはずっと地味な存在で、お遊びの延長のような、手軽にできるのどかなスポーツのように思われがちであるが、それは大間違い。
バドミントンのラケットが打ち合うシャトルコックという羽根の動きをとらえるには、優れた動体視力(動く物を見る視力)と反射神経が必要なのである。
シャトルコックの重さは、四・七三~五・五グラムあるが、これを世界の一流選手がラケットで強く打つと、初速はなんと時速三〇〇キロ以上にもなる。新幹線より速いスピードなのだ。
この初速は、羽根の空気抵抗でどんどん減速し、相手が打つときは、時速五〇~六〇キロになっているが、まだ街中を走る自動車並みの速さである。
シャトルのこの速さを目で追い、相手のコートまで届くよう打ち返さなければならない。しかし、シャトルコックの軽さと空気の流れで、コースが変わりやすい。なかなかネットを越せなかったという経験の持ち主も多いようだ。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
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