日本①
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 地理 > 国・島・都市
日本は世界ではJapanと呼ばれている。この呼び名は一体どこから来たものであろうか。
ジャパンの語源となったのは、マルコ・ポーロの『東方見聞録』である。意外や、語源はかなり古い。一三世紀までさかのぼることになるのである。
彼は、中国人から聞いた日本のことを「黄金の国ジパング」と伝えたのだ。中国音の「ジーペンクオ(日本国)」が「ジパング」になまったのである。
かくして、日本は東洋の神秘、黄金の国としてヨーロッパの人々に夢をいだかせた。
その「ジパング」がイギリスでは「ジャパン」、フランスでは「ジャポン」と発音されるようになったのである。
イギリスが大英帝国として世界に名をとどろかせる一六世紀以降は、日本は「ジャパン」という名前で広く認識されるようになったのである。
英語のような呼び名の語源が、実はお隣の中国語から来ているとは、なかなか興味深い。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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