男性の視線
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 ヒトの不思議 > 男と女
目の動きを観察した興味深い心理学の研究がある。男性の視線、特に女性を見る場合、顔以外の部分ではどこを見ているかということだ。
大きなおっぱいとその谷間、あるいは、ミニスカートから伸びた足。どちらも気にかかるとしても、眺める男性の年齢によって、その視線が定まる先は、違ってくるそうだ。
一般に若い男性は、胸の谷間を好むといわれる。オジサンになると、超ミニスカートとそれから伸びた足を好むらしい。年齢とともに、だんだん視線が下の方に移るそうだ。
なぜなのか、その理由はよくわかっていないというものの、一説によると、若い頃は幼児の部分を引きずっているので、授乳のイメージの強い胸に視線を注ぐ。そして、年齢が上がるとともに、関心がセックスに移り、視線も性器に近い下半身に移るのではないかというのだ。
上半身の動作はかなり意識的なものになるのに対し、たしかに下半身は無防備で、スキが出やすいかもしれない。特に、性的な情報が出やすいという説もある。熟年の男性はそれに注目しているそうである。
セクハラという言葉が職場でもどこでも当たり前の用語と化した現在、世の男性は自分の目のやりどころに用心したい。とんでもない事件に発展しかねない今日この頃なのだから……。
しかし、逆に男性の関心を引きたい女性の場合、この研究の成果を応用すると、自分のセックスアピールをさらに発揮できるかもしれない。
どちらにしてもあまり調子に乗らないほうが賢明といえよう。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
|
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
|
出版社:
雑学大全[link] |