明治日本の産業革命遺産
【めいじにほんのさんぎょうかくめいいさん】
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2015年7月5日、第39回ユネスコ世界遺産委員会において世界文化遺産への登録が決定され、8日に正式登録となる、日本で15件目の世界文化遺産登録(自然遺産を含めると19件目)。
日本からの世界遺産登録は2013年の富士山、2014年の富岡製糸場に続き3年連続。
構成資産である8県11市にわたる23の施設は、幕末である1850年代から明治末期の1910年にかけ、日本が西洋の技術を取り入れながらも独自の伝統や技術を融合させ、50年余りの期間に重工業の近代化を達成し、その歩みを示すことができる資産としての価値が評価された。
主な施設は、薩摩・長州両藩などが幕末に手がけた反射炉(鹿児島県)、明治後期の官営八幡製鉄所や三池炭鉱(福岡県)、三菱長崎造船所、「軍艦島」として有名な端島(はしま)炭坑(長崎県)、国内最古の洋式高炉「橋野鉄鉱山・高炉跡」(岩手県)、幕末の姿を残す「韮山反射炉」(静岡県)など。
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