アメリカ野球殿堂入り
【あめりかやきゅうでんどういり】
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アメリカ・ニューヨーク州クーパーズタウンにあるアメリカ野球殿堂博物館に、野球の発展に寄与した人として名前を刻まれることを「殿堂入り」という。選手だけにとどまらず、監督、コーチ、審判、オーナーその他発展に貢献した人が対象。1936年に始まり、現在300人が殿堂入り。殿堂入りを選考するのは、全米野球記者協会(BBWAA)に10年以上所属している記者と、ベテランズ委員会と呼ばれる選考組織。前者が、メジャーリーグで10年以上プレーしかつ引退後5年以上経過した選手を選考する。得票率75%以上を獲れば殿堂入りとなるが、5%以下だと逆に、次回以降候補から外されるというルール。BBWAA投票で5%以下を獲っても、一定期間の後には、ベテランズ委員会によって審査してもらえるようになる。ベテランズ委員会は16人で構成され、12票以上の得票で殿堂入りとなる。また、ベテランズ委員会は、監督やコーチ、発展貢献者の選考も担当している。2014年は、1/9(日本時間)に表彰者が発表される。今回はグレッグ・マダックス元投手が確実視されている。マダックス氏の通算355勝はMLB歴代8位の成績。他、通算305勝のトム・グラビン元投手も有力とみられている。一方、日本人メジャーリーグ経験者では、野茂英雄氏が日本人初の候補者入りを果たしたが、実際の殿堂入りは厳しそうというのが大方の見方。
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