キュレーション
【】
【JLogos】 登録語 > 一般語
収集した情報を、重要度や順序を考慮し新たな意味や価値付けしてわかりやすく並べて提示すること。
これを行う人をキュレーター(curator)という。キュレーターとは英語由来の外来語で、日本では学芸員(国家資格)のことをキュレーターと訳すが、語源は博物館等の資料蓄積型文化施設の管理職を指す。
IT用語としては、インターネット上の膨大な情報ソースの中から良質なものを選別し、組み合わせることによって、新たなコンテクストを付与する行為のことをいう。キュレーションという言葉が使われはじめた間接的なきっかけとして、近年ブログ、SNS、ソーシャルメディアと、情報発信のハードルが下がり続けるとともに情報量の爆発的増大が起きたことが挙げられる。
実際のキュレーションサービスとしては、以下のようなものがある。
・一般ユーザに、キュレーション行為を行える環境をオープンに提供するサービス
・一部の専門家にクローズドに作らせたキュレーションコンテンツを、一般ユーザが閲覧するサービス
この他、以下はキュレーションを広義でとらえ
・寄稿者に専門知識や見識があることを以てキュレーターとする、オーソドックスな読み物系サイト
・WWW 初期からあったリンク集をキュレーションコンテンツというもの
・キュレーター≒編集者とみなし、書籍・雑誌等の編集者が関わっていることを以てキュレーションとするサイト
などなど、実態は非常に多様である。
またテクノロジーによるキュレーションの自動化の試みも行われている。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「JLogos」JLogos編集部 |
|
最新語を中心に、専門家の監修のもとJLogos編集部が登録しています。リクエストも受付。2000年創立の「時事用語のABC」サイトも併設。 |
|
出版社:
JLogos[link] |