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アウターライズ地震
【あうたーらいずじしん】

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(定義)陸のプレートとその下に沈み込む海のプレートとの境界面を陸側から見たときに、境界面の外側で発生する地震。境界面の地震が起きた後に発生し、津波を引き起こす危険性がある。過去の大地震後に発生したことから東日本大震災の後も警戒されている。
(ミニ解説)2011年3月11日の東日本大震災は、海側の太平洋プレートに引きずりこまれた陸側の北米プレートが反発して発生した。日本列島の太平洋側の場合、アウターライズとは北米プレートの下に潜り込む際の圧力で太平洋プレートの浅い部分に生じる隆起部を指す。2つのプレートの境界面で大きな地震が起き、北米プレートの下に太平洋プレート滑り込むと、今度はアウターライズが引っ張られる形でより圧力がかかり断層が発生、地震が起きる。陸地での揺れは境界面での地震より小さいものの、津波を起こしやすいと考えられている。代表例は、1896年の明治三陸地震(マグニチュード8・2)の37年後に発生した昭和三陸地震(同8・1)、2004年12月のスマトラ島沖地震(同9.1)の約3か月後に起きた地震(同8.7)など。東日本大震災でもアウターライズ地震が今後起きる可能性が指摘されている。


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