徒手空拳
【としゅくうけん】
【JLogos】 登録語 > 一般
[意味]
手に何も持っていないこと。転じて、頼るべきもの一つない我が身一つの状態のこと。「としゅくうけん」と読む。
[用法]
「資金的にも人材的に恵まれたAさんの事業が破綻し、方や徒手空拳ではじめたBさんの事業がここまで大きくなるなんて、ビジネスはわからないものだ」。「与党第一党が後援するベテラン候補者に対して、無所属で徒手空拳の戦いを挑んだ若手候補Cさんは、改革を望む無党派層の支持を得て、見事当選を果たした」。
[蛇足]
「徒手」・「空拳」いずれも、手に何も持っていないという意味。何も持っていないのだからネガティブな使われ方をしそうな言葉だが、むしろ逆に、我が身一つで困難に打ち勝つというポジティブな文脈で使われることが多い。
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