コンクリートとセメントの違い
【こんくりーととせめんとのちがい】
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セメントは工事現場で見かける大袋に入った粉で、石灰石や粘土を混ぜて焼き石膏を加えた粉末を、微粉砕して作られる。このセメントに水と砂を混ぜるとモルタルになり、そこに砂利を加えるとコンクリートになる。つまり、セメントはコンクリートの一材料なのだ。
ちなみにセメントの歴史は古く、エジプトのピラミッドにもセメントが使われている。ただし当時のセメントは気硬性セメントといい水に弱かった。現在建築材料として使われている水にも強い水硬性セメントが英国の機械・土木技術者スミートンにより発明されたのは1756年のことである。
なお、コンクリートには圧縮に強く引張に弱い性質がある。この引っ張り力に対する弱さを補うべくコンクリートの中に鉄骨を通したのが鉄筋コンクリートで、現代建築においては欠かすことのできない建材となっている。
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